災害が発生し、避難を余儀なくされた際に、どんな物を持っていくべきか、または避難所で役立つ物を持っていくべきか、迷うことが多いです。防災バッグに入れていないけれど、実際に避難所に持っていくべき物はどんなものがあるのでしょうか?この記事では、避難時に役立つアイテムをリストアップし、それぞれの重要性について解説します。
1. スマホと充電器
まず、避難所での情報収集に欠かせないのがスマートフォンです。災害時には、政府や自治体からの情報がスマホを通じて提供されることが多いです。しかし、バッテリーが切れてしまっては意味がありません。予備の充電器やモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。さらに、スマホには貴重な連絡先や写真なども保存されているため、必ず持っていくべきアイテムです。
充電器を1つだけでなく、複数の方法で充電できるように準備することをお勧めします。例えば、車で充電できるタイプのものや、手回し発電で充電できるものも便利です。
2. 貴重品(財布、保険証、身分証明書)
避難所で生活する際、身分証明書や健康保険証が必要になることがあります。これらの書類は必ず持ち歩くようにしましょう。特に、身分証明書や保険証は、避難所での支援を受ける際に必要になることがあります。
また、財布に現金を少し入れておくことも大切です。災害時にはクレジットカードが使えない場合や、ATMが利用できない場合があるため、現金を確保しておくことが重要です。
3. 食料と水(1日分以上)
避難所では食料や水が十分に供給されるとは限りません。自分で必要な量を確保しておくことが大切です。特に、避難生活が長引く場合に備えて、最低でも1日分の食料と水は持参しましょう。
非常食は、保存が利くもの(缶詰や乾燥食品、フリーズドライ食品など)を選び、携帯しやすい袋やパッケージに入れておくと便利です。また、飲料水も同様に十分な量を準備しておきましょう。
4. 衣類と防寒具
避難所では、温かい衣類や防寒具が必要になることがあります。特に冬場の災害時には、寒さ対策が重要です。重ね着ができる服や、毛布、手袋、帽子などを用意しておくと良いでしょう。
また、避難所内では身体を動かす機会が少ないため、暖かい服装を心がけることが重要です。動きやすい服を選ぶと共に、必要に応じてサポートを受けられるように配慮しましょう。
5. トイレ用品
避難所においてトイレが混雑している場合や衛生状態が不十分な場合も考えられます。自分専用のトイレ用品(トイレットペーパー、ウェットティッシュ、消毒液など)を用意しておくと便利です。
また、長時間の避難生活では、衛生面が大きな問題になるため、手洗い用の石鹸や消毒液も持ち歩くことをお勧めします。
6. 薬と医療用品
日常的に服用している薬がある場合、必ずそれを避難時にも持ち歩きましょう。また、応急処置用の医療用品(包帯、絆創膏、消毒薬、鎮痛剤など)も準備しておくと安心です。
特に、持病がある場合や高齢者がいる家庭では、薬の管理が非常に重要です。予備を多めに持参し、医師からの指示を受けている薬があれば、必ず携帯するようにしましょう。
7. 子供やペットのためのアイテム
子供やペットがいる場合、それらに必要なアイテムも必ず持っていくべきです。子供用のオムツやミルク、玩具などはもちろん、ペット用のフードやトイレシート、リードなども必要になります。
これらのアイテムは予め準備しておき、災害時にもすぐに手に取れるようにまとめておくことが重要です。
まとめ
災害時に避難所に持っていくべき物は、基本的には日常生活で必要なものを中心に準備しておくことが重要です。特に、スマホ、貴重品、食料、衣類、トイレ用品など、実際に生活する上で欠かせないアイテムを選びましょう。
また、避難所で生活する際には、周囲の人々と協力し合いながら、できるだけ快適に過ごせるように工夫することが大切です。普段から防災意識を高め、必要なものをリスト化して準備しておくことをお勧めします。
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