宮城県仙台市の与兵衛沼:震災後の変化と現在の状況

地震

宮城県仙台市の与兵衛沼は、1671年に仙台藩士鈴木与兵衛によって灌漑用に作られた人工の沼で、周囲は水源かん養などを目的とした保安林に指定されています。震災後、沼の水は一時的に抜かれましたが、現在は再び水が溜まり、自然観察スポットとして親しまれています。

震災後の与兵衛沼の変化

震災直後、堤に亀裂が入り、堤下に洪水の危険があるため、地震直後は土嚢を積んで緊急対応をしていました。現在では、沼の水位も安定し、周囲の自然環境も回復しています。

現在の利用状況

現在、与兵衛沼公園は、森に囲まれた約26ヘクタールの公園として整備され、沼を囲むように約1.5キロメートルの遊歩道がめぐらされ、釣りや散策を楽しむ人が訪れています。冬はハクチョウが飛来する沼としても知られ、自然観察スポットとしても人気です。

アクセス情報

与兵衛沼公園へのアクセスは、仙台駅前28番のりばより仙台市営バスD130系統「高松・安養寺二丁目・台原駅行」などに乗車、「枡江小学校前」下車。徒歩3分で到着します。

まとめ

震災後の一時的な水抜きがありましたが、現在の与兵衛沼は自然環境が回復し、多くの人々に親しまれるスポットとなっています。訪れる際は、周囲の自然環境を大切にしながら、散策や自然観察を楽しんでください。

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