マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合、医療機関での受診情報がマイナポータルに記録されます。特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診察を受けた場合、その情報が親などの家族に知られる可能性について心配される方も多いでしょう。
マイナポータルと医療情報の取り扱い
マイナポータルは、マイナンバーカードを活用して、医療機関での受診情報や処方薬、健診結果などの情報を確認できる政府のオンラインサービスです。これにより、医療費控除の申告や健康管理が便利になります。
家族への情報提供の仕組み
原則として、マイナポータルで確認できる医療情報は本人のみがアクセス可能です。しかし、家族が代理人として設定されている場合、その家族も情報を閲覧できるようになります。代理人設定には、本人と家族双方のマイナンバーカードが必要で、手続きが完了している場合に限り、家族の医療情報が閲覧可能となります。
新型コロナウイルス感染症の情報の取り扱い
新型コロナウイルス感染症に関する診察情報も、他の医療情報と同様にマイナポータルに記録されます。しかし、感染症に関する診療情報が特別に家族に通知されることはありません。家族が代理人として設定されていない限り、親に感染の事実が知られることはないと考えられます。
まとめ
マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合でも、家族に感染の事実が知られることは基本的にありません。家族が代理人として設定されていない限り、親に感染が知られる心配は少ないと考えられます。ただし、心配な場合は、家族に直接伝えることも検討してみてください。
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