マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が近づくと、更新手続きが必要となります。多くの方が「写真は再度撮影しなければならないのか?」と疑問に思われるかもしれません。この記事では、電子証明書更新時の写真の取り扱いや手続き方法について詳しく解説します。
電子証明書更新時に写真は必要か?
結論から申し上げますと、電子証明書の更新手続きでは新たに顔写真を提出する必要はありません。電子証明書はICチップ内のデータ更新であり、顔写真の変更は伴わないためです。
ただし、マイナンバーカード本体の有効期限が近づいている場合は、新たに顔写真を撮影し、カードの更新手続きを行う必要があります。これにより、新しいカードが交付されます。
電子証明書更新の手続き方法
電子証明書の更新は、住民登録をしている市区町村の窓口で手続きが可能です。必要なものは、現在お持ちのマイナンバーカードと、設定した暗証番号です。暗証番号を忘れた場合でも、本人確認書類を持参すれば再設定が可能です。
手続きは無料で、更新後は新たに電子証明書が有効となります。なお、電子証明書の有効期限が切れても、マイナンバーカード自体は引き続き本人確認書類として使用できますが、電子証明書を利用したサービス(e-Taxやマイナポータルなど)は利用できなくなります。
マイナンバーカード本体の更新手続き
マイナンバーカード本体の更新手続きは、電子証明書の更新とは別に行う必要があります。更新手続きには、新たに顔写真を撮影し、申請書を提出する必要があります。申請方法は、スマートフォン、パソコン、証明写真機、郵送のいずれかから選択できます。
更新手続きの際には、交付申請書に記載されたQRコードを使用してオンライン申請が可能です。申請後、約1ヶ月で交付通知書が届きますので、必要書類を持参の上、指定された窓口で新しいカードを受け取ってください。
まとめ
電子証明書の更新時には新たに顔写真を撮影する必要はありませんが、マイナンバーカード本体の更新時には顔写真の撮影が必要です。手続きは市区町村の窓口で行え、電子証明書の更新は無料で対応しています。手続き方法や必要書類については、お住まいの市区町村のホームページをご確認ください。
コメント