2000年代初頭、日本で爆発的な人気を誇った韓国ドラマ『冬のソナタ』。主演のペ・ヨンジュン(ヨン様)の来日イベントには、空港に数千人のファンが集まり、テレビや雑誌でも大々的に取り上げられました。あれから約20年が経過した今、当時の熱狂を振り返りつつ、韓流ブームのその後の展開を見ていきましょう。
『冬のソナタ』とヨン様フィーバーの始まり
2002年に韓国で放送された『冬のソナタ』は、2003年から日本のNHKで放送され、瞬く間に人気を博しました。特にペ・ヨンジュン演じるチュンサン役は、視聴者の心を掴み、「ヨン様」と呼ばれるようになりました。2004年には、ペ・ヨンジュンが来日するたびに空港に大勢のファンが集まり、その熱狂ぶりは社会現象となりました。
韓流ブームの拡大とその影響
『冬のソナタ』の成功を皮切りに、韓国ドラマや映画、音楽などの韓国大衆文化が日本で注目を集めました。2004年には、韓国の文化芸能情報がテレビ、ラジオ、映画、音楽、新聞、出版などの各メディアで取り上げられ、「韓流」という言葉が普及しました。これにより、韓国の俳優や音楽など大衆文化に対する人気が高まり、ブームが形成されました。
20年後の今、韓流はどうなったか
現在、K-POPや韓国ドラマは世界中で人気を誇り、BTSやBLACKPINKなどのグループは国際的な舞台でも活躍しています。日本でも、韓国ドラマの地上波やBSでの放送が増え、視聴者層の年齢の拡大が見られます。また、韓国の映画『パラサイト』がアカデミー賞を受賞するなど、韓国の大衆文化は世界的に評価されています。
まとめ
2000年代初頭の韓流ブームは、単なる一過性の流行ではなく、現在も続く文化的な影響を日本にもたらしました。あれから約20年が経過した今でも、当時の熱狂を覚えている人々は多く、韓流は日本の大衆文化の一部として根付いています。
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