マイナンバーカードで“保険証代わり”に使える?暗証番号・来庁手続きのポイント

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最近、〈マイナンバーカードを健康保険証として使える〉という制度について「暗証番号がわからない」「市役所から呼び出された」という話を耳にする方も多いでしょう。この記事では、暗証番号や市役所手続きが必要かどうか、制度の仕組みを整理しながらわかりやすく解説します。

まず制度の仕組みを確認しましょう

この制度では、マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」登録が可能になっています。([参照](https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40406.html))

つまり、カードを持っていればそれだけで即時に保険証として使えるわけではなく、利用登録・暗証番号の設定など所定の手続きが必要になります。

暗証番号はどう扱われる?“市役所で書かなきゃ”は本当か

マイナンバーカードには複数の暗証番号があり、そのうち「利用者証明用電子証明書用(数字4桁)」等が保険証利用登録にも関わります。([参照](https://www.kojinbango-card.go.jp/faq_pin3/))

暗証番号を忘れた・ロックされた場合は、住民票のある市区町村窓口にて【初期化・再設定】が必要です。([参照](https://www.city.osaka.lg.jp/higashiyodogawa/page/0000614088.html))

ただし、カードを保険証として使うために**必ず市役所に行って暗証番号を書かなければならないわけではありません**。利用登録自体はオンライン・ATM等で行える場合もあります。([参照](https://www.city.kobe.lg.jp/faq/show/3381.html))

「市役所から呼び出された」という案内を受けたときに考えるべきこと

自治体から「窓口へお越しください」と案内が来るケースとして、次のような状況が考えられます。

  • カード発行後、暗証番号未設定・登録未申請の人
  • 代理手続き・支援が必要な人(高齢・障害等)
  • 制度改定や加入保険種別の切替などに伴う確認

案内を受けた場合には「何のための案内か」「本人のカード登録状況はどうか」「暗証番号の状況はどうか」をまず確認すると安心です。

保険証利用登録・暗証番号再設定の流れと具体例

【保険証利用登録の流れ(一般例)】
1. マイナンバーカードを取得
2. 利用登録申込み(オンライン/ATM/窓口)
3. 医療機関・薬局でカード提示して保険証代替利用

【暗証番号再設定の具体例】
ある市では「暗証番号ロック時は窓口へカード+本人確認書類を持参して初期化申請」→「その後、新暗証番号を設定」という手続きになっています。([参照](https://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/todokede_shomei/mynumbercard/1028741.html))

まとめ

マイナンバーカードを健康保険証として使うためには、登録と暗証番号の準備が必要ですが、「市役所に必ず出向いて暗証番号を書類で提出しなければならない」「書類を書かないと使えない」といった単純な話ではありません。

案内を受けた場合は「カードの登録状況」「暗証番号のロック・未設定」「代理手続きなど支援が必要か」を確認し、必要に応じて窓口・オンライン・コンビニなど利用可能な手続き方法を選びましょう。

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