マイナンバーカード・マイナポータルのパスワード誤入力回数はリセットされる?誤入力3回以上でロックされる仕組みをわかりやすく解説

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多くの方が利用する マイナポータル(スマホやPCで本人のマイナンバーカードを使ってログインできるサービス)では、暗証番号(パスワード)を指定回数以上間違えるとロックがかかる制度があります。本記事では、「2回間違えたあと、3回目に正しいパスワードを入力したら誤入力回数がリセットされるか」という疑問に対して、制度の趣旨・仕組み・具体的なケースを交えて解説します。

なぜ「誤入力回数連続」が重要なのか

マイナンバーカード(個人番号カード)には、次のような複数種類の暗証番号があります。例えば、4桁の数字の「利用者証明用電子証明書暗証番号」は、マイナポータルのログインや、コンビニ交付サービスなどで使われます。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}

この4桁暗証番号は「**連続して**3回誤入力した場合」にロックされるというルールが多くの自治体で案内されています。 :contentReference[oaicite:2]{index=2} 「連続」という言葉がポイントで、誤入力→正しい入力→誤入力 という流れだと「連続3回」にはならない可能性があります。

誤入力回数リセットはされるのか?制度上の明記

自治体や制度説明サイトによると、「時間経過によって誤入力回数がリセットされることはありません」と明記されています。例えば、2回誤入力してから1日経って再度誤入力した場合でも、3回連続入力誤りとみなされる可能性があります。 :contentReference[oaicite:3]{index=3}

また、ある自治体の案内では、「一度正しい暗証番号で利用すれば誤入力回数はクリアされます」と明記しているところもあります。 :contentReference[oaicite:4]{index=4} つまり「正しい入力をはさむ」ことで「連続入力誤り回数」が途切れ、リセットとみなされるという考え方もありますが、これは明確に制度共通として明記されているものではありません。

具体的なケース:質問の状況を整理してみる

質問の状況を整理します。質問者は「スマホのマイナポータルで2回間違えて、その後1度正しいパスワードを入力したら、誤入力回数はリセットされるのか」という内容です。

このケースを、上記制度に当てはめて整理します。4桁の「利用者証明用暗証番号」の場合、3回連続誤入力でロックされるルールが多く案内されています。 :contentReference[oaicite:5]{index=5}

  • ① 誤入力1回目
  • ② 誤入力2回目
  • ③ 正しい入力

上記のように「①→②を誤入力」「③正しい入力」という流れであれば、「誤りが**連続しない**」と判断され、誤入力回数のカウントが切れる(リセットされた)と解釈する自治体案内もあります。すなわち、2回誤入力後、正しい入力をはさんでいるので「連続3回誤り」にはならず、目安の3回前にロックはされない可能性が高いです。

ただし、重要なのは「一度正しい入力した後でも、引き続き誤入力を3回行うとロックされる」という点。つまり、安全側に考えて、誤入力を続けないように注意が必要です。

注意点と手続き方法

・「時間経過」で誤入力回数がリセットされることは原則ありません。1日・1週間あけても、誤入力回数は引き継がれます。 :contentReference[oaicite:6]{index=6}

・ロックされた場合、カードを使った手続き(マイナポータルログイン、コンビニでの証明書発行など)ができなくなります。解除・再設定の手続きが必要です。 :contentReference[oaicite:7]{index=7}

・解除・再設定手続きは、スマホアプリ+コンビニのキオスク端末で行える場合もあります。 :contentReference[oaicite:8]{index=8} ただし、住民基本台帳用・券面事項入力補助用等は窓口対応のみの場合があります。 :contentReference[oaicite:9]{index=9}

【実例】

例えば、ある自治体案内では「一度正しい暗証番号で利用すれば誤入力回数はクリアされます」と明記されています。 :contentReference[oaicite:10]{index=10} つまり、2回誤入力→正しく入力→再度誤入力…となった場合、新たに「誤入力1回目」からカウントし直すという運用例があるということです。ただし、この案内はすべての自治体で統一されているわけではないため、あくまで「目安」としてご参照ください。

総まとめ:今回の質問に対する整理

・結論として、質問のように「2回誤入力してから正しいパスワードを1回入力した場合」、多くの場合は **誤入力の回数が“連続”とはみなされず、次回の誤入力から新たにカウントされる可能性が高い** と言えます。

ただし、制度上「時間経過でリセットされる」「誤入力回数が完全消える」という明確な記載はなく、自治体の案内により運用に若干の違いがあるため、安心のためにも以下のポイントを守るようおすすめします。

  • できるだけ誤入力を繰り返さないよう慎重に入力する。
  • 正しい入力後もすぐに連続して誤入力を行わない。
  • もしロックされてしまったら、速やかに解除・再設定手続きを行う。

まとめ

本記事では、マイナンバーカードに関連する暗証番号(パスワード)入力誤りの回数カウントとリセットの仕組みについて、制度上の案内・具体例・注意点を整理しました。質問にあった「2回誤入力→正しく入力したらカウントがリセットされるか」という点については、**多くの自治体案内では正しい入力をはさめば“連続誤入力”扱いが解除され、再度の誤入力から新たにカウントされる可能性が高い**と考えられます。とはいえ、時間経過で自動的にリセットされるわけではないため、誤入力を続けないよう十分注意しましょう。

万一ロックされてしまった場合は、スマホアプリとコンビニまたは市区町村窓口での再設定手続きが可能ですので、早めに対応してください。

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