2025年「新語・流行語大賞」トップテン＆年間大賞予想ガイド－社会現象から探る可能性の高い言葉たち

毎年12月に発表される「新語・流行語大賞」は、その年を象徴する言葉や社会現象を映し出します。今年2025年も、すでにノミネート30語が発表されており、選考委員会がどの言葉を“トップテン”に選び、さらに“年間大賞”に選ぶかが注目されています。([参照] 日本.com 記事)

選考プロセスと注目すべき指標

まず、今年の選考プロセスを整理しておきましょう。主催の自由国民社の「新語・流行語大賞」では、年間を通して世間で話題になった言葉がノミネートされ、その中からトップテン、さらに1語が年間大賞として選ばれます。([参照] Wikipedia 記事)

選ばれやすい言葉には以下のような共通点があります。

これらを指標に、今年のノミネート30語に出てきた言葉から“トップテン＆年間大賞候補”を予想していきます。

ノミネート30語の中から、特に注目度・話題性・記憶に残るインパクトを基に、以下10語を予想します。

順位（予想）	言葉	理由
1	ミャクミャク	“大阪・関西万博”公式キャラクターとして全国的露出。認知度・経済効果ともに群を抜く。
2	国宝（観た）	大ヒット映画タイトルとして話題。映画ファン・一般層両方に浸透。
3	古古古米	食料・物価の話題とリンクし、メディアで頻出。
4	物価高	日常生活への影響が大きく、誰もが実感した言葉。
5	エッホエッホ	SNS／ミーム系で拡散された擬音語。記憶に残りやすい。
6	おてつたび	新しい働き方・旅の結びつきとして注目。
7	二季	気候変動・異常気象を象徴する言葉として広がり。
8	オンカジ	オンラインカジノ関係の報道とリンクし、社会的関心が高い。
9	ラブブ	若年層・SNSでの流行語として脚光を浴びており、浸透度が高い。
10	女性首相	政治・時事分野からの言葉。仮に実際の動きがあれば大きな話題。

※順位はあくまで“予想”です。ノミネート一覧にある言葉以外の伏兵も出る可能性があります。

年間大賞に関しては、トップテンに入る言葉の中でも「その年を象徴し、記憶に残る」1語が選ばれやすいです。今年の候補の中で、その条件を最も満たすと考えられるのが「ミャクミャク」です。

その理由としては。

以上から、「ミャクミャク」が2025年の年間大賞になる可能性が最も高いと予想します。

例えば「古古古米」は、米価高騰・物価上昇というニュースと結びついて報道され、テレビ・新聞・ネットで使用が確認されています。こうした“言葉＋社会構造”のリンクは選考上有利です。

また「エッホエッホ」のように、SNSやミーム文化発信源から広まった言葉も印象に残るため、記憶度・拡散度の観点で高く評価される傾向にあります。

さらに、過去の流行語大賞を見ると、“その年の社会情勢・事件・文化”に即した言葉が選ばれていることが多く、今年も「物価」「万博」「旅・働き方」「SNS文化」がキーワードとして見えています。

2025年の「新語・流行語大賞」について、トップテンとして予想した10語と、その中から年間大賞候補として「ミャクミャク」を挙げました。もちろん、最終的な結果は審査委員会に委ねられますが、流行の背景・言葉の広がり・記憶の残りやすさという観点から見れば、十分に説得力のある予想です。

ノミネート30語の中から、また新たなヒットワードが飛び出す可能性も残されています。発表当日まで“どの言葉が選ばれるか”を楽しみに、注目してみてください。