マイナンバーカードの電子証明書更新手続きについて、特にどの暗証番号を更新するのか、また代理人の更新手続きに必要な暗証番号の項目について悩む方が多いです。この記事では、マイナンバーカードの4種類の暗証番号と、電子証明書の更新手続きの詳細について解説します。
1. マイナンバーカードの4種類の暗証番号とは?
マイナンバーカードには、以下の4種類の暗証番号があります。
- ① 署名用電子証明書
- ② 利用者証明用証明書
- ③ 住民基本台帳用
- ④ 券面事項入力補助用
これらはすべて、異なる目的で使用されます。電子証明書の更新は、主に①~③に関係しています。
2. 5年に一度の電子証明書更新手続きは、どの暗証番号が対象か?
5年に一度行うマイナンバーカードの電子証明書の更新手続きでは、署名用電子証明書(①)と利用者証明用証明書(②)、住民基本台帳用(③)の更新が主に行われます。これらは公的な手続きで使用されるため、更新が必要です。
一方、④の「券面事項入力補助用」は、日常的に使用することは少ないため、通常は更新の対象になりません。このため、代理人による更新手続きで「照会書兼回答書」に記入すべき暗証番号は、①~③のものだけで十分です。
3. 代理人による更新手続きにおける暗証番号の記入欄
代理人がマイナンバーカードの更新手続きを行う際、提出する「照会書兼回答書」の暗証番号記入欄には、通常、①~③の3つの暗証番号の欄があります。④の「券面事項入力補助用」の暗証番号欄は設けられていません。
そのため、④の暗証番号については、更新手続きにおいては気にする必要はありません。④の番号は、主にカードの発行時に使われるものであり、更新手続きには関わりません。
4. まとめ:マイナンバーカードの更新手続きで更新が必要な暗証番号は?
マイナンバーカードの電子証明書の更新手続きにおいて、署名用電子証明書、利用者証明用証明書、住民基本台帳用の3つの暗証番号が対象となり、④の「券面事項入力補助用」の暗証番号は更新の対象にはなりません。代理人による手続きの際も、③つの暗証番号のみが必要となりますので、安心して手続きを行いましょう。


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