高市早苗氏が自民党総裁選に立候補しなければ、自民党は終わりか？

自民党の未来を左右するかもしれない総裁選。特に高市早苗氏の立候補が党内外で注目されています。では、もし高市氏が立候補しなかった場合、自民党はどうなるのでしょうか？

高市早苗氏の総裁選立候補の背景

高市氏は2024年9月9日、自民党総裁選への立候補を正式に表明しました。彼女は「サナエあれば、憂いなし」というキャッチコピーを掲げ、国の究極の使命として「国民の生命と財産を守り抜くこと、領土領海領空、資源を守り抜くこと、そして、国家の主権と名誉を守り抜くことだ」と述べています。

高市氏は、経済安全保障政策に関わる部分で、戦略的な財政出動を通じて成長力を高めるとしています。また、防衛力・外交力・情報力の強化を掲げ、憲法改正を通じて国防力の強化を図る考えを示しています。

2024年9月27日の総裁選では、高市氏は第一回投票で最も多くの票を獲得しましたが、過半数には届かず、決選投票に進みました。最終的に石破茂氏が新総裁に選出されました。

高市氏が立候補しなかった場合、保守派の支持を集める候補者が不在となり、党内での保守派の影響力が低下する可能性があります。これにより、党の政策方針や方向性に影響を及ぼす可能性が考えられます。

高市早苗氏の総裁選立候補は、自民党の未来に大きな影響を与える可能性があります。彼女の政策方針や党内での影響力を考慮すると、立候補しなかった場合の自民党の動向にも注目が必要です。