マイナンバーカードを利用する際に必要になる4桁の利用者証明用電子証明書の暗証番号を何度か間違えると、セキュリティ対策としてロックがかかります。解除アプリを利用できる場合もありますが、途中で署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁)の入力を求められ、先に進めなくなるケースがあります。
この記事では、マイナンバーカードの暗証番号ロックが発生した場合の仕組みや、署名用パスワードが分からない時の対応方法、窓口で必要になる手続きについて分かりやすく解説します。
マイナンバーカードの暗証番号には複数種類がある
マイナンバーカードには、利用するサービスごとに異なる暗証番号が設定されています。そのため、「4桁の暗証番号」と「6〜16桁の暗証番号」は別のものとして管理されています。
主に使われる暗証番号には以下のようなものがあります。
- 利用者証明用電子証明書暗証番号(4桁)
- 署名用電子証明書暗証番号(6〜16桁の英数字)
- 住民基本台帳用暗証番号(4桁)
- 券面事項入力補助用暗証番号(4桁)
例えば、コンビニでの証明書発行やマイナポータルへのログインで使うことが多いのは4桁の利用者証明用電子証明書暗証番号です。一方、オンライン申請などで本人が電子署名を行う場合には6〜16桁の署名用電子証明書暗証番号を使用します。
4桁の利用者証明パスワードがロックされる原因
利用者証明用電子証明書の4桁暗証番号は、一定回数連続して間違えるとロックされます。これは第三者がカードを不正利用することを防ぐための仕組みです。
例えば、暗証番号を忘れてしまい、思いつく番号を何度も入力すると、正しい番号を入力できなくても一定回数を超えた時点で利用できなくなります。
ロックされた状態では、正しい暗証番号を思い出して入力しても利用できないため、解除や初期化の手続きが必要になります。
ロック解除アプリで署名用パスワードを求められる理由
スマートフォンを使った暗証番号の初期化サービスでは、本人確認のために別の暗証番号を利用する場合があります。その際に入力を求められるのが署名用電子証明書暗証番号(6〜16桁)です。
これは、4桁の暗証番号を変更する手続きを第三者が勝手に行えないようにするためです。4桁の暗証番号とは別に、本人確認用として署名用パスワードが必要になります。
そのため、署名用パスワード自体を忘れている場合や、設定した覚えがない場合は、アプリだけで解決できないことがあります。
署名用パスワードが分からない場合の対処方法
署名用電子証明書暗証番号が分からない場合は、市区町村の窓口で手続きを行う必要があります。
窓口では本人確認を行ったうえで、暗証番号の再設定や電子証明書に関する手続きを進めてもらえます。
持参するものは自治体によって多少異なりますが、一般的には以下のものが必要です。
- マイナンバーカード
- 本人確認書類(必要になる場合があります)
- 設定する新しい暗証番号
例えば、仕事や予定で平日に役所へ行くことが難しい場合でも、一部の自治体では休日窓口や予約制の対応を行っている場合があります。事前に住んでいる市区町村のホームページで確認すると安心です。
暗証番号を忘れないための管理方法
マイナンバーカードの暗証番号は複数あるため、混同しやすい点に注意が必要です。
4桁の暗証番号と6〜16桁の署名用パスワードを同じものだと思っていると、手続き時に入力できず困ることがあります。
安全面を考慮しながら、自分だけが分かる方法で管理しておくことが大切です。また、暗証番号をメモする場合は、カードと一緒に保管しないよう注意しましょう。
まとめ|署名用パスワードが分からない場合は窓口手続きが確実
マイナンバーカードの4桁利用者証明パスワードがロックされた場合、解除アプリを利用できるケースがあります。しかし、途中で求められる署名用パスワード(6〜16桁)が分からない場合は、アプリだけで解決することは難しくなります。
その場合は、市区町村の窓口で本人確認を行い、暗証番号の再設定手続きをするのが確実な方法です。
暗証番号は複数種類があるため、それぞれの役割を理解して管理しておくことで、今後のマイナンバーカード利用時のトラブルを防ぐことができます。


コメント