買取の本人確認にマイナンバーカードは使える?18歳以上・高校生・店舗ごとの違いを解説

マイナンバー

中古品の店頭買取や宅配買取を利用するときは、原則として本人確認が行われます。運転免許証を持っていない人にとって有力な本人確認書類になるのが、顔写真付きのマイナンバーカード(個人番号カード)です。

ただし、「18歳以上ならどの買取店でもマイナンバーカードだけで必ず売れる」とは限りません。買取店によって利用可能な本人確認書類、年齢条件、高校生の取り扱い、店頭買取と宅配買取の条件などが異なるからです。

この記事では、買取時に本人確認が必要な理由、マイナンバーカードを利用できるケース、18歳・19歳や高校生の注意点、店頭へ行く前に確認しておきたいポイントを整理します。

中古品の買取ではなぜ本人確認が必要なのか

リユースショップなどの古物商が中古品を買い取る際には、古物営業法に基づいて取引相手の確認が必要になる場合があります。警察庁の資料では、古物営業法上の確認方法として身分証明書等の提示を受ける方法などが示されています。[参照:警察庁「古物営業法と犯罪収益移転防止法における本人確認」]

本人確認は単に店舗が独自に設定している手続きというわけではなく、盗品などが中古市場へ流通することを防止し、取引相手を確認できるようにする重要な仕組みです。

そのため「少額の商品だから身分証明書はいらないだろう」と自己判断せず、買取を利用するときは店舗が指定する本人確認書類を準備しておくのが基本です。

マイナンバーカードを本人確認書類として使える買取店はある

顔写真付きのマイナンバーカード(個人番号カード)を買取時の本人確認書類として認めている大手リユース事業者はあります。例えばBOOKOFFでは、買取時に利用できる本人確認書類として「個人番号カード(マイナンバーカード)」を公式サイトに明記しています。[参照:BOOKOFF 買取サービス・本人確認書類]

BOOKOFFの案内では、このほか運転免許証、運転経歴証明書、日本国パスポート、条件を満たす学生証、健康保険資格確認書、在留カード、特別永住者証明書なども本人確認書類として挙げられています。

したがって、運転免許証を持っていないから買取を利用できないというわけではありません。マイナンバーカードを含め、店舗が認めている別の本人確認書類を用意できれば手続きできる可能性があります。

重要なのは「マイナンバーカード」と「通知カード」を区別すること

ここで注意したいのが、一般に「マイナンバー」と呼ばれるものには、マイナンバーカードそのものと個人番号を知らせるために交付されていた通知カードなどがあり、同じものではないという点です。

買取店が本人確認書類として「マイナンバーカード」「個人番号カード」と案内している場合、基本的には顔写真が付いたプラスチック製のマイナンバーカードを指します。「自分のマイナンバーが分かる書類なら何でもよい」という意味ではありません。

また、本人確認に必要なのは個人番号そのものではありません。店舗がどのような方法でカードを確認するかについては、その店舗の案内やスタッフの指示に従うことが大切です。

18歳以上でも高校生かどうかで条件が変わることがある

2022年4月から民法上の成年年齢は18歳となっていますが、買取サービスの利用条件がすべて一律に「18歳以上なら利用可能」となっているわけではありません。

特に注意したいのが18歳の高校生です。事業者によっては18歳以上であっても高校在学中の場合は本人単独での買取を受け付けなかったり、保護者の同意・確認を必要としたりすることがあります。

例えば駿河屋の通信買取では18歳以上が対象ですが、公式規約で「18歳以上でも高校在学中の方からは買取を致しません」と案内されています。[参照:駿河屋 かんたん買取利用規約]

同じ18歳でも買取店によってルールが違う

一方、BOOKOFFの公式FAQでは、18歳未満の場合は保護者から売ってもらう必要がある一方、18歳以上については高校生を含め、原則として保護者の同伴は必要ないと案内されています。ただし、条例や地域の警察署の指導によって異なる場合があるため、利用前に店舗へ確認するよう注意書きがあります。[参照:BOOKOFF よくある質問]

この違いからも分かるように、「18歳以上」「高校生ではない」という条件だけで、すべての買取店について利用可否を判断することはできません。

18歳以上かどうかと、どの本人確認書類が使えるかは別々に確認すると考えると分かりやすいでしょう。

「18歳以上・高校生ではない・マイナンバーカードあり」ならどう考える?

18歳以上で高校生ではなく、有効なマイナンバーカードを持っている場合、そのカードを本人確認書類として認めている店舗であれば、本人確認に利用できる可能性は高くなります。

例えば、公式に「個人番号カード(マイナンバーカード)」を本人確認書類として掲載している店舗なら、少なくとも書類の種類という点では条件を満たします。ただし、現住所の確認、カードの有効期限など別の条件が設定されていることがあります。

そのため「18歳以上だからOK」ではなく、①年齢条件、②高校生に関する条件、③利用できる本人確認書類、④住所・有効期限などの条件をセットで確認することが重要です。

店頭買取と宅配買取では本人確認方法が違うことがある

もう一つ見落としやすいのが買取方法です。同じ会社でも、店頭へ商品を持ち込む「店頭買取」と、商品を発送する「宅配買取」では本人確認の方法が異なる場合があります。

店頭ならスタッフに本人確認書類の原本を提示する方式でも、宅配ではオンライン本人確認、公的個人認証、本人名義口座との照合など、サービス独自の手続きが設定されている場合があります。

したがって、店舗の「本人確認書類一覧」でマイナンバーカードを見つけた場合でも、その情報が店頭買取・宅配買取・出張買取のどれに適用されるものなのかまで確認しましょう。

マイナンバーカードを持参するときに確認したいこと

買取へ行く前には、マイナンバーカードが有効期限内であるか、店舗がマイナンバーカードを本人確認書類として明示しているかを確認します。また、住所変更をしている場合は、カード上の情報について必要な手続きが済んでいるかも確認しておくと安心です。

BOOKOFFでは、本人確認書類について現住所や生年月日が確認できる有効期限内の原本を求める案内があり、サービスによっては電子版・デジタル版を利用できない旨も記載されています。[参照:BOOKOFF 洋服・古着買取]

スマートフォンに関連情報が入っているから大丈夫だろうと考えるのではなく、利用予定の店舗が指定する形式の本人確認書類を準備するのが確実です。

マイナンバーそのものを伝える必要があるとは限らない

マイナンバーカードには本人確認に利用できる顔写真・氏名・住所・生年月日などの情報がある一方、裏面には個人番号が記載されています。通常の中古品買取における本人確認については、「マイナンバーカードを本人確認書類として提示すること」と「個人番号そのものを提供すること」は区別して考える必要があります。

そのため、自分の判断でカードの裏面までコピーして提出したり、個人番号を申込書へ記入したりするのではなく、事業者が示している本人確認手続きに従ってください。

特に宅配買取で本人確認書類の画像をアップロードする場合は、対象となる面や撮影方法をサービスの公式案内で確認してから手続きを進めることが重要です。

買取店へ行く前に公式サイトを見るのが最も確実

本人確認に関する条件は店舗・事業者によって違うため、インターネット上のQ&Aや過去の口コミだけで判断するのはおすすめできません。制度や店舗ルールが変更されている可能性もあるためです。

利用する店が決まっているなら、公式サイトで「買取 本人確認」「買取 必要書類」「年齢制限」などの項目を確認します。マイナンバーカードが本人確認書類一覧に掲載されていれば判断しやすくなります。

公式サイトを見ても「18歳の高校生」「高校卒業直後」など自分の状況が判断できない場合は、商品を持って行く前に店舗へ問い合わせるのが確実です。

買取前のチェックリスト

本人確認で二度手間にならないため、出発前に次の項目を確認しておくとスムーズです。

  • 利用する買取店の年齢制限を確認する
  • 高校生に独自の制限がないか確認する
  • マイナンバーカードが利用可能書類に含まれているか確認する
  • カードが有効期限内か確認する
  • 現在の住所情報について必要な変更手続きが済んでいるか確認する
  • 店頭・宅配・出張のどの買取方法を利用するか確認する
  • 利用する買取方法で必要な本人確認手続きを確認する

特に18歳・19歳の場合は、成人であることだけを根拠にせず、店舗独自の利用規約まで確認することがポイントです。

また、ゲーム、古着、ブランド品、スマートフォン、貴金属など、売却する品物によって追加条件が設けられている場合もあります。高額商品を売却するときは特に、事前確認をしておくと安心です。

まとめ:マイナンバーカードが使えるかは買取店の利用条件まで確認しよう

マイナンバーカード(個人番号カード)は、実際に大手リユース事業者でも買取時の本人確認書類として採用されています。そのため、運転免許証を持っていない人にとって有力な本人確認手段です。

ただし、マイナンバーカードを利用できるかどうかは買取店ごとに確認する必要があります。さらに年齢条件についても、「18歳以上なら一律に同じ」ではなく、高校生の取り扱いや買取方法によって異なる場合があります。

例えばBOOKOFFではマイナンバーカードを本人確認書類として案内しており、18歳以上は高校生を含め原則として保護者同伴不要としています。一方、駿河屋の通信買取では18歳以上でも高校在学中は利用できないとしています。このように事業者ごとの差があります。

18歳以上で高校生ではない場合でも、「年齢」「マイナンバーカードの可否」「買取方法」の3点を利用予定店の公式サイトで確認するのが最も確実です。条件を満たしていれば、マイナンバーカードを本人確認書類として利用できる店舗はあります。

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