2026年1月6日に島根県東部を震源とするM6.4の地震が発生して以来、周辺では小さな揺れや無感地震が続いています。なぜこのような地震活動が見られるのか、有感地震が増えているように感じるのはどういう意味なのかをわかりやすく解説します。
地震活動とは何か
地震活動は、一度大きな地震(本震)が起きると、その後に周辺で小さな地震が増えることがよく見られます。この後続する地震を「余震」と呼びます。一般に本震後は余震の頻度が高まり、徐々に減少していく傾向があります。これは地殻内の応力が再分布しながら解放され続けるためです。([参照]気象庁 余震の解説)
無感地震とは、人間の体感では感じられないほど小さな地震のことです。多数の無感地震が観測されるのは、プレートや断層が動いている証拠でもありますが、これが直ちに大地震につながるわけではありません。
島根県東部M6.4地震後の活動
島根県東部のM6.4震源域では、本震後にも規模の大きな余震が数回観測され、1月6日から31日までに震度1以上の地震が58回観測されています。これは本震に伴う典型的な余震活動の一部です。([参照]地震本部 2026地震活動評価)
この地域は活断層が少ないと評価される地域ですが、過去の地震例でもM6クラスの地震が繰り返し発生しています。例えば、近隣の鳥取県では過去にM7.2クラスの地震がありました。([参照]気象庁 地震活動報告)
無感地震の増減の意味
無感地震は常にある程度観測されていますが、余震活動が活発な時期には頻度が増えることがあります。その後、時間の経過とともに次第に頻度が低下するのが一般的です。ただし、活動が完全に収束するまでには数か月から数年かかることもあり、急に変動することもあります。
これは地殻内の応力解放の過程で発生する現象であり、無感地震の増加だけで大地震の予兆と断定することはできません。地震活動は時間とともに増減を繰り返すことが知られています。
次に大きな地震が来る可能性
地震学者は特定の地域で将来どの程度の地震が起こるか確率的に評価しますが、「いつ必ず来る」と正確に予測することは現在の科学では困難です。余震活動は本震後に一時的に活発になる傾向がありますが、急に大地震が来る保証はありません。
一般的に、本震の後は余震活動が減少していきますが、数年単位の長期で見れば別の断層や領域で強い地震が起きる可能性は常にあります。ただし、これはどの地域でも同じように存在するリスクです。
まとめ
島根県東部で観測されている無感地震や有感地震の増加は、本震後の余震活動としてよく見られる現象です。無感地震は頻度が増えたり減ったりしながら続くことが普通で、これ自体が大地震の確実な予兆とは言えません。
大きな地震がいつ起こるかは予測が難しいため、日頃から防災意識を持ち、最新の情報や警報に注意することが重要です。


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