マイナンバーカードをスマートフォンで読み取る手続きでは、「スマホをカードに押し当ててください」と表示されても、何度試しても認証できないことがあります。NFC機能を利用した読み取りは少しコツが必要で、スマホの機種やカードを置く位置によって成功率が変わります。
この記事では、マイナンバーカードの読み取りに失敗する主な原因や、スマホをどの位置に当てればよいのか、読み取り成功率を高める具体的な方法について詳しく解説します。
マイナンバーカードの読み取りはNFCの位置が重要
マイナンバーカードの読み取りには、スマートフォンに搭載されているNFC(近距離無線通信)機能が使われています。カード全体が読み取れるわけではなく、スマホ内部にあるNFCアンテナ部分をカードのICチップ付近に合わせる必要があります。
失敗する原因として最も多いのが、スマホをカードに当てている位置がずれているケースです。画面の中央やカメラ付近ではなく、機種ごとに異なるNFCアンテナの位置を確認することが大切です。
例えば、iPhoneの場合は本体上部付近にNFCアンテナがあるため、カードの上側にスマホ上部を近づけるとうまく読み取れることがあります。
スマホケースや金属製アクセサリーが原因になる場合
スマホケースを装着したまま読み取りを行うと、ケースの素材によってはNFC通信が妨げられることがあります。特に、磁石付きケースや金属プレート入りのケースは読み取りエラーの原因になりやすいです。
読み取り時には、できるだけスマホケースを外した状態で試すことをおすすめします。普段問題なく使えているケースでも、ICカードの読み取りでは影響が出る場合があります。
また、スマホリングやマグネット式の車載ホルダー用プレートなどを付けている場合も、一時的に外して確認すると改善することがあります。
マイナンバーカードを読み取る正しい当て方
読み取り時は、スマホとマイナンバーカードを密着させた状態で数秒間動かさないことがポイントです。押し当てた直後に動かしてしまうと、通信が完了する前に失敗することがあります。
具体的には、以下の手順で試すと成功しやすくなります。
- スマホケースを外す
- NFC機能がオンになっていることを確認する
- スマホのNFCアンテナ部分をカードのICチップ位置に合わせる
- 数秒間そのまま静止する
- 読み取り完了までカードとスマホを離さない
何度も位置を変えて動かしながら試すよりも、正しい位置を探して数秒固定する方が成功率は高くなります。
スマホ機種ごとの読み取り位置の違い
NFCアンテナの位置はスマートフォンによって異なります。そのため、別の人のスマホでは成功した方法でも、自分のスマホでは読み取れない場合があります。
iPhoneでは基本的に本体上部、Androidスマートフォンでは背面中央付近や上部にNFCアンテナが配置されていることが多いですが、メーカーや機種によって違いがあります。
例えば、Androidの場合はスマホ背面の中央部分をカードに合わせることで読み取れる機種もあれば、上部付近を合わせる必要がある機種もあります。使用している機種の公式情報でNFC位置を確認すると確実です。
読み取りできない場合に確認したい設定
位置や持ち方を変えても読み取れない場合は、スマートフォン側の設定も確認しましょう。NFC機能が無効になっている場合、マイナンバーカードを近づけても反応しません。
AndroidスマートフォンではNFC設定がオフになっていることがあります。「設定」からNFCやおサイフケータイ関連の項目を確認してください。
また、スマホのOSやマイナポータルアプリが最新の状態になっているかも確認しましょう。古いバージョンでは正常に動作しない場合があります。
カード自体に問題がある可能性も確認する
スマホ側に問題がない場合は、マイナンバーカード側の状態も確認します。カードのICチップ部分が傷ついていたり、強い衝撃を受けたりすると読み取りに影響する場合があります。
別の対応スマートフォンで試しても読み取れない場合は、カード側の不具合の可能性も考えられます。その場合は自治体の窓口などで相談するとよいでしょう。
まとめ
マイナンバーカードのスマホ読み取りに失敗する原因の多くは、NFCアンテナの位置ずれやスマホケースによる通信障害です。
スマホケースを外し、NFCアンテナ部分とカードのICチップ位置を合わせて、数秒間動かさずに密着させることで成功しやすくなります。
何度試してもうまくいかない場合は、スマホの設定やアプリの状態、カード自体の状態も確認しましょう。正しい方法を知っておけば、マイナンバーカードの読み取り手続きはスムーズに進められます。


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