マイナンバーカードを健康保険証として利用する際などに必要になる署名用電子証明書の暗証番号(6桁から16桁の英数字)を忘れてしまうと、手続きが進められず困ることがあります。4桁の暗証番号は覚えていても、署名用電子証明書のパスワードは別に設定されているため注意が必要です。この記事では、署名用電子証明書の暗証番号を忘れた場合の確認方法や、区役所などの窓口で再設定する流れについて解説します。
署名用電子証明書の6桁から16桁のパスワードとは
マイナンバーカードには複数の暗証番号が設定されており、それぞれ用途が異なります。健康保険証利用の登録やオンライン手続きなどで使われるものの中に、署名用電子証明書の暗証番号があります。
署名用電子証明書の暗証番号は、6文字以上16文字以下の英数字で設定されます。英字は大文字、数字も含める必要があり、例えば「ABC123456」のような形式になります。
一方で、マイナンバーカードの読み取り時などでよく使う4桁の暗証番号とは別のものです。そのため、4桁の番号を覚えていても署名用電子証明書のパスワードが分からないというケースは珍しくありません。
署名用電子証明書の暗証番号を何度も間違えるとどうなる?
署名用電子証明書の暗証番号は、入力を一定回数間違えると安全対策としてロックされます。一般的には5回連続で間違えると利用できなくなり、解除や再設定の手続きが必要になります。
例えば、記憶している候補のパスワードを何度も試すと、正しい番号を思い出す前にロックされる可能性があります。そのため、2回程度試して分からない場合は、それ以上入力を続けず窓口で確認する方が安全です。
暗証番号を忘れた場合でも、マイナンバーカード自体が使えなくなるわけではありません。必要な手続きを行えば、新しい暗証番号を設定できます。
区役所などの窓口で署名用電子証明書の暗証番号は再設定できる
署名用電子証明書の暗証番号を忘れた場合やロックされた場合は、市区町村の窓口で再設定の手続きを行うことができます。
手続きでは本人確認を行ったうえで、新しい6桁から16桁の暗証番号を設定します。本人が手続きする場合は、通常マイナンバーカードを持参する必要があります。
例えば、健康保険証利用のためにマイナンバーカードを使おうとして署名用電子証明書の暗証番号を求められたものの分からない場合でも、役所で再設定すれば再び利用できるようになります。
手続きに行く前に準備しておくもの
窓口での再設定をスムーズにするため、以下のものを準備しておくと安心です。
- マイナンバーカード
- 本人確認書類(必要になる場合があります)
- 新しく設定する暗証番号の候補
自治体によって必要書類や受付時間が異なる場合があるため、事前に住んでいる市区町村のホームページや窓口へ確認すると確実です。
また、暗証番号は第三者に知られないよう管理することが大切です。誕生日や電話番号など、推測されやすい数字や文字列は避けると安全性が高まります。
4桁の暗証番号を覚えている場合でも注意が必要
マイナンバーカードには複数の暗証番号があり、4桁の暗証番号だけで全てのサービスが利用できるわけではありません。
例えば、マイナポータルへのログインや一部のカード利用では4桁の暗証番号を使いますが、電子署名を行う場面では署名用電子証明書の6桁から16桁の暗証番号が必要になります。
そのため、4桁の番号を覚えている場合でも、署名用電子証明書の番号を忘れた場合は別途再設定が必要になることがあります。
まとめ|署名用電子証明書のパスワードを忘れても役所で解決できる
マイナンバーカードの署名用電子証明書で使う6桁から16桁の暗証番号を忘れた場合でも、慌てて何度も入力する必要はありません。一定回数間違えるとロックされるため、分からない場合は市区町村の窓口で再設定するのが確実です。
4桁の暗証番号を覚えていても、署名用電子証明書の暗証番号とは別物です。マイナ保険証などの利用で困った場合は、マイナンバーカードを持参して役所で手続きを行うことで、再び利用できるようになります。


コメント