PayPayカードを申し込んだものの、本人確認書類を用意できずカードを受け取れなかった場合、「カードはそのまま失効するのか」「本人確認書類を用意した後にもう一度受け取れるのか」と不安になりやすいところです。特にマイナンバーカードを紛失・更新などで再発行している途中では、カード会社からクレジットカードが先に届いてしまうケースも考えられます。
PayPayカードの公式案内を確認すると、本人限定受取郵便などで届いたカードを受け取れずPayPayカード側へ返却された場合には、状況に応じてカードの再送手続きを行う仕組みがあります。そのため、一度受け取れなかったという事実だけで、直ちにカードそのものを諦めなければならないわけではありません。
ただし、再送の受付方法や本人確認書類として利用できるもの、カードの配送方法によって対応が異なります。この記事では、マイナンバーカードの再発行中などでPayPayカードを受け取れなかったケースを中心に、再送までの流れと注意点を整理します。
PayPayカードは配送方法によって本人確認書類が必要になる
PayPayカードでは、プラスチック製カードの配送方法によって、受け取り時に本人確認書類が必要になる場合があります。公式ヘルプによると、佐川急便の受取人確認サポート、または日本郵便の本人限定受取郵便(特定事項伝達型)で発送された場合、受け取り時に写真付きの本人確認書類を提示する必要があります。
つまり、単純に自宅にいるだけでは受け取れない配送方法があります。配達員などによる本人確認が完了して初めてカードを受け取れるため、有効な本人確認書類を持っていなければ、その場でカードを渡してもらえないことがあります。
PayPayカードが案内している本人確認書類については、公式ヘルプで最新情報を確認できます。[参照:PayPayカード「カードを受け取る際に必要な書類はありますか」]
マイナンバーカードは本人確認書類として利用できる
PayPayカード公式ヘルプでは、「個人番号カード(マイナンバーカード)」が本人確認書類の一つとして明記されています。そのため、再発行された有効なマイナンバーカードを受け取った後であれば、対象となる配送方法での本人確認に利用できます。
なお、「マイナンバー」と「マイナンバーカード」は区別して考える必要があります。12桁の個人番号そのものを知っているだけでは、写真付き本人確認書類の代わりにはなりません。受け取りに利用するのは、顔写真などが掲載された個人番号カード(マイナンバーカード)です。
また、本人確認書類として認められる書類は配送会社によって異なります。マイナンバーカード以外の本人確認書類を持っている場合には、それで受け取れる可能性もあるため、再発行を待つ前に公式の対象書類一覧を確認しておく価値があります。
本人確認できず返送されたPayPayカードは再送手続きが必要
一度配達されたカードを本人確認書類の問題などで受け取れず、配送会社からPayPayカードへ返却された場合には、基本的に再送に関する手続き・案内を確認する必要があります。
PayPayカード公式の「カードが届かない・受け取れなかった」では、佐川急便または本人限定郵便でカードが受け取れなかったケースについて、カードの再送手続きが必要になる場合があると案内されています。有人チャットや電話での連絡が案内されるケースもあります。[参照:PayPayカード「カードが届かない・受け取れなかった」]
さらに、本人確認書類と氏名が一致せず受け取れなかったケースなどでは、PayPayカードから「カードの再送手続きをしてください」というメールが届いている場合、PayPayアプリから再送手続きができると案内されています。メールが届いていない場合は、再送受付が可能になるまで案内を待つケースもあります。
本人確認書類が用意できる時期に合わせて再送について確認する
ここで重要なのは、再送されたカードについても本人確認が必要な配送方法なら、再送時点で有効な本人確認書類を用意できなければ再び受け取れない可能性があるという点です。
例えば、マイナンバーカードを再発行中で9月中旬に受け取る予定なら、その時期に本人確認書類が用意できることになります。しかし「9月中旬までPayPayカード側がカードを保管して、その日に自動的に再配送してくれる」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。
PayPayカードの再送には所定の手続きがあります。本人確認書類を受け取れる日がかなり先になる場合は、再送をいつ申し込むべきかをPayPayカードの有人チャットなどで確認しておくと確実です。公式サポート窓口は[参照:PayPayカード お客様サポート]から確認できます。
まず「カードの再送手続きをしてください」という案内を確認する
カードがすでに配送会社から返送された場合には、PayPayアプリ、登録メールアドレス、会員メニューのメッセージなどを確認してみましょう。
PayPayカード公式ヘルプでは、カードを届けられなかった場合に再送に関するメールが送られるケースが案内されています。対象となっていれば、そのメールに記載された方法に従って再送手続きを進めます。
反対に、カードが返送された直後でPayPayカード側にまだ返却処理が反映されていない場合などは、すぐ再送手続きを進められない可能性があります。配送会社側で返送になったからといって、直後に何度も新規申し込みを行うのではなく、まず既存の申し込みに対する再送案内を確認するのが基本です。
新しくPayPayカードを申し込み直す必要があるとは限らない
一度カードを受け取れなかったときに、「申し込み自体が無効になった」と考えて、すぐもう一度新規申し込みをするのはおすすめできません。カードがPayPayカード側へ戻っただけで、既存カードについて再送手続きが可能な場合があるからです。
クレジットカードの新規申し込みには審査があります。一方、配送上の理由で受け取れなかったカードについては「再送」という別の手続きが用意されています。そのため、まず現在のカードの状態を確認することが重要です。
会員メニューやメールを確認しても状況が分からない場合には、PayPayカードの有人チャットなどで「本人確認書類を用意できず、初回配送のカードが返送された」と伝えると状況を説明しやすくなります。
住民票が実家にある場合は登録住所にも注意する
学生の場合、進学のため一人暮らしをしていても、住民票上の住所を実家のままにしているケースがあります。本人限定受取郵便などでは住所も本人確認に関係するため、申し込み時の住所と本人確認書類の住所を確認しておくことが重要です。
例えば、再発行されたマイナンバーカードに記載されている住所と、PayPayカードへ登録した住所が異なっている場合には、受け取りに問題が生じる可能性があります。「実家で受け取れば大丈夫」とだけ考えず、カード会社への登録情報と本人確認書類の情報がどうなっているかを確認しておきましょう。
特に本人限定受取郵便は通常の宅配便とは性質が異なります。家族が実家にいるからといって、本人の代わりに家族が本人確認を済ませてカードを受け取れるとは限りません。本人限定の配送では、名義人本人が受け取ることを前提に準備しておく必要があります。
マイナンバーカード以外で受け取れる場合もある
マイナンバーカードの再発行を待っている場合でも、別の本人確認書類を持っていれば、それを利用できる可能性があります。
PayPayカード公式によると、佐川急便の受取人確認サポートでは、運転免許証、一定のパスポート、在留カード、特別永住者証明書、個人番号カードなどが対象として案内されています。日本郵便の本人限定受取郵便では、運転経歴証明書や一部の官公庁発行書類など、さらに複数の本人確認書類が案内されています。
ただし、配送方法ごとに使用可能な書類が異なるほか、書類の有効期限や住所などにも条件があります。再送を申し込む前に、自分のカードがどの配送方法になるのかと、利用予定の本人確認書類が対象になっているかを公式情報で確認してください。
再送前に確認しておきたい4つのポイント
本人確認書類を用意してPayPayカードを再送してもらう場合には、次の項目を先に確認すると、再び受け取れなくなるリスクを減らせます。
- 本人確認書類が有効か:再発行後のマイナンバーカードなど、有効な書類を用意する
- 氏名が一致しているか:PayPayカードの申込情報と本人確認書類を確認する
- 住所に問題がないか:申込・登録住所と本人確認書類の住所を確認する
- 再送方法を確認したか:PayPayカードから届いたメール、PayPayアプリ、会員メニュー、有人チャットなどで確認する
特に学生の一人暮らしなどで現住所と住民票上の住所が異なる場合は、住所について自己判断せず、必要に応じてPayPayカードへ確認してから再送を進めるほうが安心です。
9月中旬以降に受け取りたい場合の考え方
マイナンバーカードの再発行が9月中旬に完了する予定で、それまで有効な本人確認書類がほかにない場合には、本人確認書類が用意できる時期をPayPayカード側へ伝え、再送をどのタイミングで手続きすべきか確認するのが確実です。
公式情報からは、受け取れなかったカードについて再送手続きが用意されていることは確認できます。一方、「初回に返送されたカードを希望する特定の日まで必ず保管してくれる」「9月中旬を指定して再送できる」とまでは公式情報から確認できません。
したがって、本人確認書類がまだない状態で再送だけを急ぐより、PayPayカードから届いている再送案内を確認し、必要ならサポートへ「本人確認書類を9月中旬に取得予定」と伝えて対応方法を確認するのが安全です。
まとめ:一度返送されても再送できる場合がある。本人確認書類を準備して手続きを確認しよう
PayPayカードを本人確認書類がないため受け取れず返送された場合でも、受け取りに失敗しただけで直ちにすべてが終わるとは限らず、PayPayカードにはカードの再送手続きが用意されています。
再発行後の有効なマイナンバーカードは、PayPayカードが案内する本人確認書類の一つです。そのためマイナンバーカードを受け取った後、住所・氏名などの条件に問題がなく、所定の再送手続きを行えば、改めてカードを受け取れる可能性があります。
ただし、再送を希望する時期までカードを保管してもらえるか、希望日に合わせて配送できるかなどは個別の状況によります。9月中旬など本人確認書類を用意できる時期が決まっている場合には、PayPayカードから届いた再送案内を確認したうえで、必要なら有人チャットや電話で再送タイミングを確認するのが確実です。
また、マイナンバーカード以外にも配送方法によって利用可能な本人確認書類があります。再発行を待たずに利用できる書類を持っていないか確認するとともに、申込住所と本人確認書類の住所が一致しているかも確認してから再送手続きを進めるとよいでしょう。


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