マイナンバーカードと健康保険証の関係:新社会人の保険証利用トラブルと対処方法

マイナンバー

マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」制度への移行により、旧来の保険証と異なる運用になっています。特に学生から社会人への切り替え時は、保険資格やマイナ保険証の状態が変わってしまい、病院でマイナンバーが使えなかったというケースがよくあります。

マイナ保険証とは何か

マイナ保険証とは、マイナンバーカードに健康保険の情報を登録して使う健康保険証です。登録すると、カードを医療機関の端末にかざすだけで健康保険の資格確認ができるようになります。[参照]

2024年12月以降、従来の健康保険証は新規発行されなくなり、マイナ保険証または資格確認書がないと健康保険の確認ができない場合があります。[参照]

学生から社会人への変化で何が起きるか

大学生の頃は家族の健康保険に加入していたケースが多く、マイナ保険証の登録ができていない人もいます。4月から新社会人として勤務先の健康保険に切り替わると、旧来の保険証が使えない状況になる可能性があります。

その結果、病院で「マイナンバーが使えない」と言われ、自己負担で支払う必要が出ることがあります。この場合、医療機関で言われた「資格証明書(資格確認書)」は、マイナ保険証未登録者向けに発行される書類で、保険資格を証明するものです。

資格確認書とは何か

資格確認書とは、マイナ保険証を利用していない人に対して、保険者(会社の健康保険組合や国民健康保険)が発行する資格証明書です。これを医療機関に提示すると、保険診療として扱ってもらえます。

資格確認書は申請不要で保険者から発送されることが一般的ですが、届いていない場合は所属する健康保険に問い合わせると発行してもらえる場合があります。[参照]

マイナ保険証を使える状態にする方法

マイナ保険証を使うには、マイナンバーカードに健康保険の情報を登録することが必要です。これは医療機関の受付でカードを機械にかざして登録できることが多く、初回のみ簡単に登録できます。[参照]

また、勤務先の健康保険に加入した後は、健康保険組合からマイナ保険証を利用するための情報(資格確認書や登録案内)が送られてくることがありますので、到着次第登録することが大切です。

医療費の自己負担分は戻るのか

保険証が使えずに一旦全額自己負担で支払った場合、後日保険適用分を申請して戻してもらえる可能性があります。この場合、領収書と資格確認書、マイナ保険証または旧保険証(資格確認書がない場合)を持参して、保険者に「保険適用後の負担額での支払戻し申請」を行います。

申請方法や必要書類は保険者によって異なる場合があるため、勤務先の健康保険組合や市区町村の国民健康保険窓口に事前に確認するのが安心です。

まとめ

新社会人になったばかりでマイナ保険証が使えなかった場合、それはマイナンバーカードに健康保険情報がまだ登録されていないか、資格確認書をまだ受け取っていないためです。まずは健康保険組合や市区町村窓口に連絡し、資格確認書の有無やマイナ保険証への登録状況を確認しましょう。

そのうえで、医療費の払い戻し申請を行うことで、自己負担してしまった分が戻る可能性もありますので、領収書などを必ず保管しておきましょう。

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