2026年8月31日現在、日本の南にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ発達する見込みとなっており、今週末の9月5日(土)前後に西日本へ接近する可能性が出ています。次に新たな台風として発生した場合は「台風24号」となる見込みです。
現時点の気象庁予報では、熱帯低気圧は9月3日ごろ沖縄方面へ進み、4日には九州の南、5日(土)には四国沖付近まで北上する予想です。ただし数日先の予報円は非常に大きく、九州・四国へかなり接近するケースから、南の海上を東へ進むケースまで幅があります。
したがって「週末に台風が日本へ来る可能性はある」が、「どこかへ上陸する」「全国が台風になる」と確定した段階ではありません。特に注意したいのは沖縄・奄美、九州、四国ですが、台風が上陸しなくても湿った空気の影響で西日本から東日本に大雨をもたらす可能性があります。
今週末に接近する可能性があるのは台風24号候補
8月31日9時現在、日本の南には中心気圧1000ヘクトパスカル、最大風速15メートルの熱帯低気圧があります。気象庁は、この熱帯低気圧について24時間以内に台風へ発達する見込みとして進路予報を開始しました。
ウェザーニュースによると、新たに台風となれば台風24号となる見込みで、9月4日(金)には九州の南、5日(土)には四国沖付近へ進む予報となっています。[参照]
一方、台風18号から変わった別の熱帯低気圧も南シナ海で再発達しており、「復活台風18号」になる可能性があります。しかしこちらは日本への直接的な影響はない見込みです。[参照]
9月5日(土)は四国沖まで進む予報
8月31日午前に発表された気象庁ベースの予報では、台風24号候補は9月1日から2日にかけて日本の南をゆっくり北上し、3日には沖縄方面へ進む見込みです。
その後、9月4日9時には九州の南、5日9時には四国沖へ進む予想です。5日9時の予報では中心気圧998ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル程度が見込まれています。[参照]
| 日付 | 予想される位置 | 注目地域 |
|---|---|---|
| 9月1日(火) | 日本の南 | まだ海上 |
| 9月2日(水) | 日本の南でほぼ停滞 | 沖縄は今後の進路に注意 |
| 9月3日(木) | 沖縄方面 | 沖縄・奄美 |
| 9月4日(金) | 九州の南 | 九州・奄美 |
| 9月5日(土) | 四国沖 | 九州・四国・西日本太平洋側 |
この予報どおりなら、週末の始まりである土曜日が西日本への影響を最も確認しておきたいタイミングになります。
ただし5日(土)の進路はまだかなり不確実
台風進路図を見ると中心線が一本描かれるため、「四国沖を通ることが決まった」ように見えることがあります。しかし実際にはそうではありません。
9月5日9時の予報円半径は約440キロあります。これは非常に広い範囲で、中心が九州・四国寄りを通る可能性もあれば、日本列島から離れた南海上を通る可能性も含まれています。
気象庁の予報円は、その時刻に台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲です。中心線そのものが確定進路という意味ではありません。気象庁の台風情報でも、台風の中心は必ずしも予報円の中心を結んだ線に沿って進むわけではないと説明されています。[参照]
日曜日の9月6日はまだ断定できない
「週末」という場合、土曜日だけでなく9月6日(日)の予定も重要です。しかし8月31日時点では、日曜日の具体的な台風中心位置を高い精度で断定できる段階ではありません。
5日(土)の段階で台風が四国沖付近を東へゆっくり進む予想であれば、その後は西日本から離れていくシナリオも考えられます。一方、台風の速度が遅かったり進路が北寄りに変わったりすれば、週末を通して西日本や東日本に雨の影響が残る可能性があります。
日曜日の予定については、台風中心そのものより「前線を含めて雨がどこまで残るか」を確認することが重要です。
九州は金曜日から土曜日にかけて注意
現在の予報円の中心どおり進んだ場合、九州に最も近づくのは9月4日(金)から5日(土)ごろになる可能性があります。
4日9時には熱帯低気圧または台風の中心が九州の南に予想されています。ただし予報円半径は約330キロあるため、進路が西へずれれば九州へかなり近づく可能性があります。
反対に東寄りへずれれば九州本土から離れる可能性もあります。「九州上陸予報」と言える状態ではないものの、鹿児島・宮崎など九州南部では今後の予報更新を特に確認したい状況です。
四国は土曜日の進路次第で影響が大きく変わる
現在の5日(土)の予報円中心は四国沖です。そのため高知県や徳島県など四国太平洋側では、台風中心が上陸するかどうかにかかわらず雨・風・波の影響が出る可能性があります。
特に太平洋側では、台風から暖かく湿った空気が送り込まれることで雨雲が発達することがあります。中心から100キロ以上離れていても大雨になることがあるため、「中心線が自宅を通っていないから大丈夫」と判断するのは適切ではありません。
旅行や屋外イベントなどを予定している場合、木曜日から金曜日の気象情報で雨量・風速・鉄道や航空便への影響を確認すると判断しやすくなります。
近畿・東海・関東も「台風が来ないから晴れ」とは限らない
今回注意したいのが秋雨前線との関係です。台風24号候補そのものが九州や四国へ上陸しなくても、台風周辺の非常に湿った空気が秋雨前線へ流れ込む可能性があります。
テレビ朝日などの8月31日の報道では、週末に九州や四国へ接近するおそれがあるほか、秋雨前線へ湿った空気が流れ込むことによって西日本・東日本で雨が強まる可能性が指摘されています。[参照]
そのため近畿・東海、場合によっては関東でも、台風の中心から離れているのに雨が強くなる可能性があります。週末の天気を判断するときは、台風進路図だけでなく各地域の週間予報も確認する必要があります。
今の予報では猛烈な台風になる見込みではない
8月31日現在の予報では、台風24号候補は発達しても中心気圧998ヘクトパスカル前後、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル程度で推移すると見込まれています。
ウェザーニュースも「さほど発達はしない予想」で、現段階では暴風域を伴わない見通しとしています。[参照]
ただし「強い台風ではない=被害がない」という意味ではありません。速度が遅い台風や熱帯低気圧では、雨の影響が長時間続くことがあります。また秋雨前線と組み合わされば、台風自体の勢力以上に大雨が問題になる場合があります。
週末の予定はいつ判断すればいい?
8月31日の時点で土曜日のイベントや旅行をすべて中止するのは、まだ早いケースが多いでしょう。数日先の予報には大きな幅があるからです。
一方、船舶、離島旅行、登山、キャンプ、海水浴など天候の影響を強く受ける予定については、早めに代替案を考えておく価値があります。航空券やホテルについても、変更・キャンセル条件を確認しておけば進路が確定してから慌てずに済みます。
目安としては、9月2日(水)から3日(木)ごろになると現在より予報円が狭まり、週末にどの地域が影響を受けるか判断しやすくなります。さらに前日になれば地域別の雨量・風速予想も具体化します。
台風の「上陸」と「接近」は違う
ニュースで「台風が来る」という表現には、上陸・接近・間接的影響という異なる状況が含まれています。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 上陸 | 台風中心が北海道・本州・四国・九州の海岸へ達する |
| 接近 | 台風中心が日本の気象官署等から概ね300キロ以内へ入る |
| 間接的影響 | 中心が遠くても湿った空気や前線によって大雨などが起きる |
今回の台風24号候補について、8月31日時点で比較的言いやすいのは「週末に西日本へ接近する可能性がある」ということです。「四国に上陸する」「本州を縦断する」といった段階にはまだ達していません。
予報円が今後どちらへ縮むかが重要
今後の情報を見るうえでは、毎回の中心位置の微妙な変化より、予報円全体がどの方向へ収束していくかを見るのがおすすめです。
例えば9月2日の更新で予報円が九州・四国側へまとまってくれば、西日本への直接的な影響の可能性が高まったと考えられます。反対に予報円が南東方向へ移動すれば、本州から離れて通過する可能性が高まります。
台風情報は気象庁の公式ページで随時更新されています。[気象庁・台風情報を確認]
大雨については「キキクル」も確認する
台風が実際に接近してきた段階では、進路図だけでなく大雨の危険度を確認することが重要です。気象庁のキキクルでは、土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度を地図上で確認できます。
台風中心が海上にあっても、前線や湿った空気によって線状降水帯などが発生すれば、中心から遠い地域で災害級の大雨になることがあります。特に川沿いや低地、崖の近くに住んでいる場合は雨量の増加に注意が必要です。
気象庁の大雨・洪水情報は「大雨・台風」ポータルからまとめて確認できます。[参照]
まとめ:今週末は西日本に台風接近の可能性あり、ただし進路はまだ確定していない
2026年8月31日時点では、日本の南にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ発達する見込みです。新たに台風となれば台風24号となり、3日ごろ沖縄方面、4日(金)に九州の南、5日(土)には四国沖まで進む予報となっています。[参照]
そのため、「今週末に台風は来る?」という観点では、沖縄・奄美から九州・四国を中心に接近する可能性があり、特に土曜日は注意が必要です。一方、5日時点の予報円半径は約440キロと大きく、日本列島へ上陸するか、どの程度近づくかはまだ確定していません。
また、復活が予想されている台風18号は別の低気圧で、こちらは南シナ海を進み日本への直接的な影響はない見込みです。週末に日本へ影響する可能性があるのは、新たに台風24号となる可能性がある日本の南の熱帯低気圧です。[参照]
現段階では週末の予定を全国一律に変更する必要がある状況ではありませんが、沖縄・奄美・九州・四国では今後の更新をこまめに確認したいところです。近畿・東海・関東についても、台風が直接来なくても秋雨前線を刺激して雨が強まる可能性があります。9月2日から3日ごろの進路予報では現在より見通しが絞られるため、気象庁の最新台風情報と地域別の週間予報を確認して判断するのが適切です。[参照]


コメント